WiMAXは本当に遅い？光回線とWiMAXの通信速度を比較してみた！

WiMAXと光回線の通信速度を比べてみました。
WiMAXの購入を検討されている方も多いと思うので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

今回は、「WiMAX +5」対応のホームルーターを使用しています。
WiMAXを利用する場合には、専用端末が必要になり、ホームルーターとモバイルルーターの2種類の端末があります。

【ホームルーター】
おウチなど特定の場所でのみ利用できる据え置きタイプのルーター

【モバイルルーター】
持ち運び可能で外でもWi-Fiを利用できるルーター

通信速度を比較

まず、WiMAXを利用する場合には、プラスエリアモードとスタンダードモードの2つのモードがあります。

プラスエリアモードは通信範囲が広くスタンダードモードよりも早いのが特徴ですが、月15GBまでの通信制限があるのがデメリットにはなります。
それに対し、スタンダードモードだとデータ制限が無いのが特徴ですが、プラスエリアモードよりも通信速度が落ちてしまうのが特徴です。

まずは、プラスエリアモードで測定した結果です。

90Mbps以上出ていますね。
これだけの速度が出ていれば、動画視聴やインターネット検索はもちろんですが、オンラインゲームやZoom会議、リモートワークで利用するのにも問題はないです。

それに対して、スタンダードモードで測定した結果がこちらです。

プラスエリアモードと比べると、通信速度がかなり落ちてしまいますね。

このくらいの速度になると、動画視聴やインターネット検索程度であれば問題ないですが、オンラインゲームやZoom会議では、通信が不安定になります。

今度は、光回線の通信速度がこちらになります。

210Mbps以上出ており、かなり高速なことが分かりますね。
これだけの速度が出ていると、どのような作業もストレスなく行えます。

やはり、WiMAXと光回線とでは、かなりの差がありますね。

WiMAXと光回線についての違いは、こちらの表にもまとめておきます。

WiMAXと光回線、どちらがおすすめ？

WiMAXをおすすめする人

おウチで動画を観たり、インターネット検索をする程度であれば、WiMAXのホームルーターで十分だと思います。
プラスエリアモードで利用すれば、WiMAXでもオンラインゲームやZoom会議でも問題なく利用できます。

また、外でも安全にインターネットを利用したい方には、WiMAXのモバイルルーターがおすすめです。
例えば、カフェや商業施設などのWi-Fiサービスはセキュリティ上危険な場合も多いので、安全面を気にされる方にはおすすめできません。

他にも、このような方にはWiMAXをおすすめします。

ただ、プラスエリアモードは、月間15GBという通信制限もあり追加費用（月1,100円）、その点がデメリットになります。
※プラスエリアモードで15GBを超えても、スタンダードモードは無制限のまま利用できます。

光回線をおすすめする人

オフィスやビジネス利用では、データの通信制限のない光回線がおすすめです。
また、戸建てにお住まいの方や、複数人で同居されている方にも光回線をおすすめします。

さらには、このような方には光回線がおすすめです。

今回通信速度を測定した結果では、WiMAXでもプラスエリアモードで使用することで高速回線を利用できました。
オンラインゲームも問題なく利用できるレベルでした。

ただ、WiMAXは通信速度が不安定になるという口コミも見られました。
それを考えると、動作がかなり重いオンラインゲームや動画配信などをメインで行われる方には、よりも安定した通信が可能な光回線をおすすめします。

最後に

今回は、WiMAXと光回線について、実際に自宅で通信速度を測ってみました。

やはり、光回線の方が圧倒的に速いですね。
それに、WiMAXもプラスエリアモードとスタンダードモードで通信速度がかなり異なりました。

正直、超高速回線をお求めの方は、光回線一択だと思います。
ですが、普通にインターネットを利用できればいいという方であれば、WiMAXでも十分です。

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